正直、土曜日の時点で100%ガセだと信じていたので、まだポカーンとしています。あいにく限りなくブラックに近いグレーな職場ゆえ日曜日は出勤してまして、休憩時間にネット見て「?????」何が起こってるの?????で、全然実感ないまま現在にいたる。今もまだ若干ドッキリのような気がしてる。おそらく精神が無意識に逃避をおこなっているのでしょう。だから今わりと冷静。
いやはやほんと青天の霹靂というか寝耳に水というか、思ってもみなかった事態に気持ちがついていっていません。なぜ今?こんなにすべてが順調なのに?あんなにメンバー仲良しなのに?「?」マークしか出てこない。
ただ一応会見は夜にミスターサンデーで見まして、なんだろうね、なんかもう我々ファンが思うようなことは全部ひととおり、メンバーがすでに聞いてくれてるんですよね。ヒナの言う「なんでや、嫌や」に始まり、勉強は海外じゃなくて日本じゃだめなのか、留学するなら戻ってくるまで待つけどそれでも辞めるのか、音楽がやりたいというその夢は関ジャニでは叶えられないのか・・・。
それら全部言って、すばるが引くほどしつこく慰留して、それでもなお、本人の決心がゆるがず、メンバーも背中を押す決意をしたというなら、もうファンとしてはそれを受け入れるしかないなと思います。きちんと全員で(※安くん大丈夫なの??)会見してくれたことも、ファンへの誠実さと思う。この会見をしてくれたことだけは良かった。マルちゃんも言ってたように変な憶測記事や妄想が蔓延してファンやメンバーがこの先モヤモヤしたり傷ついたりすることを少しは防げるだろうし。
それにしても気づかなかったなあ、というか、自分の目の節穴っぷりにはガッカリだ。メンバーの心情になにかしらの異変があればきっと気づくはずと過信していたけれど、全然思いもよらなかった。まあすばるの今回の決意はわりと急だったようだけど、メンバーも説得とミーティングに費やした時間のあいだきっと色々葛藤していただろうに、誰もそれをファンに感づかせなかったところが、なんというか、大人になったな彼らも、と変なところに感心してしまったり。昔のすばるだったらすぐ態度に出てただろうに。
本人も否定していたけどバラエティがイヤとかは絶対ないだろうし(一人で番宣とかは苦手だろうけどメンバーさえ一緒なら)無理やりドラマやらされるわけでもなく、音楽的にも関ジャムという冠番組にも恵まれ、ソロがやりたければ併行してやらせてもらえるし、一時期のコミックソング路線、大坂推し路線は味として残しながらも(ある意味武器でもあると思うよ)フェスに出させてもらったりバンドとしても認知されてきて、このまま頑張り続ければ十分やりたいことできると思えるのだけど。
ショックとか悲しいとかの中に、少しだけどうしてもすばるに対しての「怒り」が混じるとすれば、それはメンバーを置いてゆく身勝手さというより、音楽を重視したいすばるの気持ちによりそって、キーボードなりトランペットなりの特訓をしたヨコヒナの気持ちを汲み取ってくれなかったのかという憤り。
正直ヨコヒナはバラエティで食っていけるでしょう。初期の頃はバンドは他のメンバーだけでどうぞという空気だったと思う。でもすばるを筆頭に他のメンバーもバンド演奏に力を入れ始めたときに、ヨコヒナは「勝手にどうぞ」じゃなく、ヒナはこっそりキーボードの特訓をし(音楽苦手な男子が大人になってからピアノ習得するのは相当な努力だよ)、あまり存在意義のなさそうなパーカッションを渋々やっていたヨコが、メンバーの足手まといになりたくない一心でトランペットという新しい挑戦をした。ひとえにすばると、他の5人と足並みを揃えたい一心だったと思う。その努力をすばるはわかっていたはずなのに。
そこがいちばん悲しいし憤りを感じる。とはいえ、今回いちばんつらいのは(もちろん全員つらいだろうが)やっぱりヨコヒナだと思うので、もうこれ以上は言うまい。メンバーとしては引き留めたいけど、幼馴染としては背中を押すしかないというヒナの言葉がすべて。死んじゃうわけでも二度と会えないわけでもないのに泣き続けていたヨコの涙も、一生友達でいることはできてもメンバーとしてのすばるを失う寂しさだったと思う。3馬鹿だけは死ぬまで一緒だと思っていたんだけどな、もちろん、メンバーでなくなってもずっとそれは変わらないと信じているけど。やっぱり寂しいし心細いよね。
ハニーのときより、グループが受けるダメージは正直大きいなとは思う。自分の心情的には、あの頃よりずっと今は冷静だし、まだ涙すら流していないけど。ハニーのときは、本人がどんなに反省しても、メンバーがどんなにエライ人に働きかけても、ダメなものはダメ、許しません!という大人判断での脱退だったけれど、今回は彼ら自身がもう大人であり、自分たちで判断するだけの裁量を委ねられていたのはもちろん大きい。だから心理的ダメージはまだ少ないけど、グループが受けるダメージはあの時の比じゃない気がする。
誰の担当かと問われれば私は今も錦戸担だし、面食いだからたっちょんとヨコちゃんの顔が大好きだ。でも最近はもうなんか箱推しみたいなもんで、誰がどのくらい好きとかじゃなくてもう関ジャニエイトが好き、メンバーと一緒にいるときの彼らが好き、ただそれだけだったので、やっぱり戦隊もののレッドが抜けるのはしんどいよね・・・。6人のことを大好きなことはこれからも変わらないし、私の中でぶっちゃけ個人的な好きの順位でいえば、すばるはそんなに上位じゃなかった。でもグループってさ、グループを好きになることって、そういうことじゃないんだよなあ。ずっと応援続けるとしても、それはもう私が愛し続けた関ジャニエイトではない。ハニーのとき以上に、この喪失感は永遠になくならないだろうな。
ツアーに関しては、できれば最後に一目・・・と思うけれど、6人でやることにしたのはたぶん「卒業商売」にしたくないのだろうなと個人的には思っています。チケット発売はこれからだし(発売前に発表だったのも良心的かも)すばるがいる最後のツアーになると決まったらファンは阿鼻叫喚、転売屋が横行して非公式チケット代が高騰、各地ですばるのグッズだけ売り切れてまた転売屋がのさばり、コンサート会場では悲しみ怒りさまざまなウチワが溢れ、公演が終わってもファンは会場で泣きじゃくる・・・ちょっと想像しただけで地獄だ。
事務所との契約問題(DVD発売など)ももちろんあるだろうけど、メンバーはそういう事態を避けたかったんじゃないかとは思っていて。6人で頑張ってる姿を見せて、安心してすばるを送り出してあげようという彼らの心意気かもしれないし。オトナの事情といえばDVD発売もそうだけど、これから12月までにシングル=新曲もそれなりに出るだろうし、そのとき果たしてすばるが参加していればまた歌割問題が勃発する。とても冷たい言い方だけれど「すばるがいなくなること前提」で物事を進めたほうが合理的なのは確か。全部ひっくるめての6人でのツアーだと個人的に思ってます。
で、自分はそれに参加するかというと、実はもう行かないと思う。これは今回のすばるの件に関係なく最近考えていて、年々チケットが取り辛くなってたのもあるけど、13年もファンしてたら、そりゃ彼らもおっさんになるし、こっちはもっとおばちゃんになるわけで、そろそろ現場は引退してお茶の間に戻ろうかなと。もちろん投資はしますよ!彼らの応援になることにお金を使うことは多分これからも厭わないけど、もうライブはいいかなっていうのがあります。シンプルに体力的にしんどい。そこに輪をかけて精神的にもしんどくなってしまった。
どんどん減っていくNEWSやカツンに比べてエイトはずっと恵まれていると思っていたけど(ハニーのことは別として)だからこそこんな日がくると思ってもみなかった(ってマルちゃんもいってたけど今脳内でオリビアを聴きながらが流れている・・・ふざけているわけではない。「出逢った頃はこんな日が来るとは思わずにいた」んだもん)
この年になって今更のように「永遠なんてないんだな」って妙にしみじみ悟らされるとは思わなかった。ジャニーズはともかくもともとビジュアル系好きだった頃はバンドなんてもう脱退解散当たり前場合によっては死んじゃうケースもありだったから、そこそこ免疫あるつもりだったけど、さすがにもうこれが最後だといいなと思います。