・エビは持ち曲2曲くらいやってたけど、
あとは関ジュ、看守の子たちはそれぞれ1曲づつ。
エビの2曲目のときにバックに関ジュがつくんだけど、
これが衣裳(紫のてろてろしたシャツに黒の上下)&ダンスともカッコよかった!
・関ジュは5人でNEXT STAGE。
後半バックに看守たちが出てくるんだけど、
なぜかノンちゃんが出てくると一直線に淳太のほうへ行って、
二人で抱き合うっていうのを毎回やってた(笑)
どうせならどっちも自分の相方と絡みなよ!(苦笑)
・最後の曲は出演者全員で白タキシード。
最後に出演者紹介と挨拶があるんだけど、
基本的にはトッツーが一人で喋るだけで、
エビからお知らせ(代々木コン)があるときだけふみきゅんも参加してくる程度。
照史もちょいちょい茶々入れてたけど、あとのメンバーは特別な日以外コメントすらなし。
・全体的には、去年の松竹座のぐだぐだ感に較べて、
やっぱり東京のほうがクオリティ高いなって感じ。
関ジュ選抜も、それに合わせて頑張ってたと思う。
松竹座だとあそこまでしゃかりきに誰も踊ってない(苦笑)
良くも悪くも関西ジュニアってぬるま湯なんだなあって痛感します。
・演技&歌面では、やっぱり照史の存在感と実力が圧巻。
まあちょっと濃ゆいってのはあるけど(笑)、テレビより舞台向きで良いんじゃないかな。
淳太くんは歌がやはり残念なんだけど(苦笑)、
演技に関しては、場数だけは踏んでるから平均的なクオリティ。
照史みたいなアクはないから、さりげなく王子様系で東京のお客さんに受けは良いかも。
・神ちゃんは、照史同様、かなり濃ゆかった(笑)
でもアドリブも頑張ってたし、笑いもとってて、さすがに出来る子。
ただファンが増えるかどうかは微妙な気がする。実力派だけど、万人受けはしなさそうな。
反対にしげっちは、単純に可愛いから東京のファンにも好かれそう。
けど、やっぱり神ちゃんに較べて、役的に良いポジションだっただけに力量不足が目立った気がする。
声質が甘ったるいせいか、長セリフは途中で飽きちゃうし、喧嘩ごしのセリフは似合ってないし。
歌も芝居もけして下手ではないんだけど、
インパクトがないんだよなあ。何か決め手が足りない印象。
・濱ちゃんは、おもにお笑い場面担当で、
あんまりシリアスな演技要求されないから楽しそうでした。
エビでは塚ちゃんがこのポジションで、
この二人は、演技力云々よりもキャラが立ってればそれでOKだった感じ。
塚ちゃんはアクロとダンスは抜群だけど演技は微妙なので、
こういうポジションが一番良いかも。
・五関様に関しては、何もかも無難すぎてインパクト薄かったかなあ。
上手い下手じゃなくて、塚ちゃんとかふみきゅんが濃いから(笑)
トッツーは、今回一応主役みたいなもんで、セリフ量も多いし歌も見せ場も多いんだけど、
なんかやっぱ、しげっち同様ちょっと飽きてくるっていうか…
ずっと同じ調子なんだよなあ。
カツゼツも発声も良くてとてもセリフ聞き取りやすいのはポイント高いんだけど、
少年院にいるのに素直な良い子っていう役の矛盾のせいか、
どうも偽善的キャラにしか見えなくて、掘り下げが足りなかった気がする。
・これはトッツーだけじゃなくて、全員にいえることなんだけど、
舞台って毎日同じことやって、何十回と同じセリフを言わなきゃいけないわけで、
多分だんだん惰性というか慣性というか、セリフがただの抑揚とリズムになっちゃう気がするんだよね。
そこに感情が入っていないというか、
この場面ではこういう調子でこの言葉を言う、っていう様式化しちゃって中身がなくなるっていうか。
だから皆動きも良いし、カツゼツも発声もできてるんだけど、生身の人間としての感情が心に残らない。
(まあ脚本の時点でストーリーに共感できないってのもあるけど)
結果、ショーとしては面白かったけど、芝居を見た気はあまりしなかったです…。
・唯一、この惰性にはまらない芝居をしてるのが、個人的にはハッシーだと思いました。
これ贔屓じゃなくてほんと予想外というか大穴(笑)
かといって照史みたいにコテコテの演技をするわけでもなく、
テレビ的なくらいにさらっとしてるんだけど、感情の発露の仕方がとても自然。
これもしかして、本人天然ゆえの才能かも(笑)
ハッシーの芝居だけは、テレビでも舞台でもいいからまた見たいと思った。
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